内向型

子育てがつらい原因と対処法【内向型HSP4人の母の場合】

  • 「子育てがつらいな」
  • 「なんでこんなにつらいのだろう・・・」
  • 「どうすれば前向きに子育てできるのかな・・・」

こんな風に悩んではいませんか?

こんにちは、そらです。

今日は、子育てがつらい原因と対処法について解説していきます。

そら

筆者は保育園児~小学生までの子ども4人を育てる母です。
子育て経験は10年になります。
自分が内向型であることに気づかずに子育てをしてきて、苦しい思いをしました。
専門家ではありませんので、経験に基づいた解説となります。
内向型と気づかずに子育てをしてきた自分へ、今のわたしができるアドバイスです。

内向型であることを知っていたら必要以上に苦しまないで済んだと思うので、
今回の記事が同じような悩みをもった方の参考になれば幸いです。

子育てがつらい原因

子どもを育てている誰しもが「子育てがつらい」と感じたことがあると思います。

特に内向型の場合、一人で抱え込む傾向があるので、その悩みは根深いです。

まず、「子育てがつらい」とは具体的に「何が」つらいのか考えてみましょう。

わたしの場合、

  • 一人の時間がとれないこと
  • 睡眠不足であること
  • 思い通りにいかないこと
  • 他の家庭と比べること
  • 自分の気持ちがわからなくなること

です。

具体的な理由と対処法を書いていきます。


子育てがつらい原因と対処法

一人の時間がとれない

子どもが生まれた瞬間から24時間365日子どものお世話に追われます。

当然、一人の時間がとれなくなります。

内向型は思考が深いため、エネルギーを消費しやすいです。

内向型にとって、充電のための一人時間は必要不可欠です。

一人時間はどれくらいほしいですか?何をしたいですか?

まずは具体的に考えてみましょう。

まとまった時間はなくても、意外とスキマ時間はあります。

スキマ時間にそなえてやりたいことを決めておいて、時間が出来た時に即実行が理想です。

んな元気ないよ・・・って方は、めちゃくちゃ疲れている証拠です。

そら

まずは睡眠と栄養をたっぷり摂ってほしいと思います。

子育てを毎日がんばっているので、一人時間をとることに罪悪感を感じなくて大丈夫。

パートナーなど頼れる人がいれば頼りましょう。

人に負担をかけるくらいなら我慢する、って人もいるかもしれません。(わたしがそうでした)

でも、我慢していいことはありません。

気づかないうちに我慢が積み重なって、ある日突然爆発するなんてことも。(わたしがそうでした)

頼れる人、もの、サービスには頼るのが一番です。

睡眠不足

子育てをしていると、朝までぐっすり眠れる日なんてめったにありません。

夜泣きや寝相の悪さ、体調不良によるものなど眠れない原因は様々。

睡眠不足は日常生活に悪影響をもたらします。

  • 子どもが寝ているときは、いっしょに寝てしまう
  • 頼れる人に見てもらい、お昼寝をする

とにかく寝れるときは寝るのが一番。

睡眠不足を感じているのなら、何よりも優先するべきです。

また、夜泣きが続くのであれば、相談機関に相談することもできます。

「夜泣き 相談」で検索すれば、オンラインで相談することができます。

もしくは、お住いの地域の保健センターといった公的機関でも育児相談を受けているので、気になった方は調べてみてください。

とにかく一人で抱え込まないことが自分にとって、子どもにとって大事です。

思い通りにいかない

子どもは自分と違う一人の人間なので、思い通りにいかなくて当然です。

・・・とはわかっていても「もう、なんで!?」と毎日子どもに対して思っています(苦笑)

当事者だと考える余裕なんてありませんよね。

わたしの場合、時間に遅れることがとても嫌いなので、おでかけ前の準備ではあらゆることを想定して時間に余裕をもって準備します。

それでも、想定外のことが起きてしまい、出発時間ギリギリになったり過ぎてしまうこともしばしば・・・(時間を過ぎてしまうととてもパニックになります)

思い通りにいかないことで自分を責めることもありますが、これって仕方のないことですよね。

自分にできることはすべてやっても間に合わないのですから。

思い通りにいかないことはあると受け止めて、内向型的には「想定パターンを更新して次につなげる」方法が合っているかと思います。

子育ては試行錯誤の連続です。

今では、思慮深い内向型の強みが活かせるポイントでは、と期待しています。

ほかの家庭と比べる

「お友達の家は今度〇〇へ旅行に行くんだって」
「〇〇ちゃんの新しい服、とっても可愛かった」

子どもの何気ない発言から、他の家庭と比べてしまうことがあります。

他者と比べる発言は小学生になってから増えてきたように感じます。

内向型は何気ない発言から深く考える傾向があります。

上記の場合で言うと「わたしも〇〇へ旅行行きたい」「わたしも新しい服ほしい」という風に聞こえます。(実際の子どもの気持ちはわかりません)

叶えられるならなんてことないのですが、叶えられることばかりではないのが現実。

子どもの願いを叶えてあげられないことで勝手に自己嫌悪になることもよくあります。

また、自分自身が比べてしまうこともあります。

そら

わたしの場合、明るくて元気なお母さんが羨ましくて、よく落ち込みます(苦笑)

他の家庭と比べてしまった時は、自分の感情をありのまま受け止めるようにしています。

「今、自分は落ち込んでいるな」とか「子どもに〇〇できなくて申し訳ないと思っているな」といった風に。

「落ち込んじゃだめ」とか「子どもに出来ること考えなきゃ」と無理に気持ちを前向きにしようとすると、もがき苦しむことになります。

自分の気持ちを受け止めると、心が安心して次の行動を考えることができます。

自分の気持ちがわからなくなる

わたしの場合、子育てをして数年経ったときに、自分の本心がわからなくなっていることに気がつきました。

具体的には、今日食べたいもの、行きたい場所、やりたいこと・・・など

子どもが生まれてから家族を優先していたので、こんな単純なことでさえ自分の気持ちがわからなくなっていたのです。

内向型は自分の気持ちと向き合うことが大切。

わたしは自分が内向型だと気づいたのは最近なので、子育て期間中の10年間は自分の気持ちを無視していたことになります。

内向型が自分の気持ちを抑制し続けると弊害が生じることは証明されています。

心理学者のジュディス・グロブさんは「抑圧された感情は、時間が経過してから思いがけない形で表れる」ことがある」と研究で明らかにしました。

「ゼロからできる!うつ状態だった内向型HSPのわたしが自分らしい働き方を見つけた方法」 おだや 著

自分の気持ちと向きあう習慣として、わたしが行っていることは「一日のふりかえり、感謝3つをノートに書くこと」です。

わたしは夜、子どもたちの連絡帳やプリント類の確認をする時に記入することで習慣化しています。

ふりかえりは一言、感謝は3つなのでとてもシンプルです。

内省することで、自分が大切にしているものがよくわかります。

感謝を3つ書くのが意外と難しくて、感謝する気持ちを育てる訓練にも感じます。

そら

一日に5分でも自分の気持ちを向き合うと心が満たされるのでおすすめです。

まとめ

悩み:一人の時間がとれないこと
→対処法:スキマ時間にできることを考えておき時間ができた時に即実行する。内向型にとって一人時間は必要不可欠。

悩み:睡眠不足であること
→対処法:第一優先事項!寝れるときは寝ると意識する。

悩み:思い通りにいかないこと
→対処法:思い通りにいかなくて当然と知っておく。自分を責めず、出来ることはやってみる。

悩み:他の家庭と比べること
→対処法:比べた時に生じた感情をありのまま受け止める。すると心が安心して次の行動ができる。

悩み:自分の気持ちがわからなくなること
→自分の気持ちと向き合う時間を習慣化する。一日5分でも自分の気持ちと向き合うと心が満たされる。

いかがでしたか。

自分が内向型であることを知らずに子育てをしていた時は、必要以上にもがき苦しんでいて、心の余裕が本当にありませんでした。

そら

わたしもまだまだ子育て中。
「自分は内向型である」ことに気づけて良かったと思っています。

子どもの成長はあっという間で、小さい頃の「ことば」や「表情」はその時だけのものです。

今子育て中の方は、今を大切にして、目の前のお子さんと向き合ってほしいと思います。

無理して前向きになろうとは思わず、自分の気持ちと目の前の子どもを大切にしていけば、将来につながると信じています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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