こんにちは、そらです。
今日は最近読んだ育児本について。
私は長女が2013年に生まれて、今年で子育て歴11年になります。
今は4人の母になりました。
『自信をもって子育てしてる!』と実感できた日はありません。
『きついこと言ったな…』とか日々反省しながら、また同じようなことを繰り返しています。
子どもが小さい時はよく育児本を読んでいましたが、だんだん大きくなってくると『慣れ』が出てきてアップデートしなくなっていました。
読んだことも「いい」とは思っても、実際に子育てする中では再現性が低かったり。
結局は、【良くも悪くも自分が育てられたように子育てしている】というのが私の現状です。
そして、そのやり方に「このままでいいの?」と不安をいつも抱えている。
そんな私の不安を軽くしてくれた育児本について。
子育てに悩んで少しでも悩んでいる方は、最後までお付き合いいただけると幸いです。
不安の正体
自分の不安の正体について考えてみたところ、主なものは以下の3つでした。
- 無条件の愛情を与えられていない気がする
- 厳しいこと言っている気がする
- 子どもの良さを伸ばしたいのに、むしろ芽を摘み取っている気がする
言葉にすると苦しいのですが、自分には母性が足りていないと思っていて。
どんな時でも子どもの味方で、包容力のあるお母さんは憧れです。
私はそんなお母さんじゃなくて、社会の規範とか世間体とかを基準にしていることが多いです。
例えば、子どもが友達とけんかしてしまった時。
全部話を聞いて子どもの気持ちを受け止めますが(つもりかも)、子どもが良くない点は注意をしてしまいます。
子どもはきっとそんなこと求めてないだろうに。ただ話を聞いてほしいだけのはず。
ありのままの子どもを受け入れること、ハードルが高く難しいことだと感じています。
本との出会い
子どもたちが通う小学校から、著者の方の講座のチラシが配布されました。
講座のタイトルは「子どもの潜在能力を引き出す脳科学講座」
興味本位で講座に参加してみたところ、『すごい話を聞いたかも…もっと知りたい!』と思い、本を購入しました。
納得の育児本
前置きが長くなりましたが、こちらの本です。
井上顕滋さんの『子育てママに知ってほしい ホンモノの自己肯定感』
2024年3月に出版された本です。
著者の井上顕滋さんは元々は教育者というよりも、社員育成に悩む企業を指導してきた企業研修のプロの方です。
人材研修のノウハウを教育に生かせないかと考え、長年子育て塾やセミナーを開催している経歴があります。
私の好きな言葉に『子どもは授かりものではなく、預かりもの』という言葉があります。
子どもは社会から預かっているもの、将来社会に返すものだから大切に育てなければならない、という意味が込められています。
著者の考えも子どもがいつか社会に出ることを基本としているので、とても共感できました。
これまで何冊も育児本を読んできましたが、その育児本と違うなと感じた点があります。
- ノウハウが書かれているわけではない、本質が書かれている。
- ほめる、叱るのバランスがとれている。
- 将来子どもが生きていくために親ができることが明記されている。
ネタバレになるので内容は控えさせていただきます。
感想のみを書いているのでわかりにくいかもしれませんがご容赦ください。
この本を読んで『自分は厳しすぎるところがだめだと思っていたけど、完全にだめなわけではないんだ』と救われた気持ちになりました。
同時に『自分に足りないもの』と『やるべきこと』がはっきりとわかりました。
前に述べた不安が軽減されました。
色んな育児本を読んできて点と点だったものが、この本を読んで線になって腑に落ちました
まさに子育て歴11年にしてやっと出会えた納得の育児本。
内容には主に小学生までにやっておいた方がいいことが書かれています。
我が家の一番上は小学5年生・・・子どもが小さい時に知りたかったです。
育児でお悩みの方、
自信がない方、
色んな育児本を読んで迷走中の方、
なんとなく自己流で育児をやっている方。
一読の価値ありです。ぜひご一読ください。
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